不動産の購入にはさまざまな選択肢があります。土地、一戸建て、マンション(コンドミニアム)…。不動産にはいろいろな種類があります。まずは、種別ごとのメリット、デメリットを知り、自分に合った不動産を購入しましょう。i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i
土地(Vacant Lot)―――上級者向け!
メリット:
間取りやデザインを好みの設計で決められる。
建築会社を自由に選ぶことができる。
土地を購入してから、ご自分のスケジュールで建築することができる。
デメリット:
都心部には建築が簡単に可能な土地がほとんど売り出されていない。
建物の建築が不可能な土地が多く売り出されていて、物件選びが難しい。
購入時に建築家を雇って自分の予定している家の建築ができる土地かどうかを調べる必要があり、費用がかかる。
建築途中で思わぬ出費がかさむ場合がある。最後までいくらかかるかが完全には確定できない。
通常は土地をローンで購入することはできない。建築業者でないと建築ローンを組むことは難しい。土地購入費、建築費用分の現金が必要な場合が多い。
間取りやデザインの細部に至るまで、すべて自分で決めなければならない。
建築許可をとるのに時間がかかり、1-2年以上待たされることも多い。建築許可に関する法律が非常に複雑なエリアもあり、許可が下りない可能性もある。
一戸建て住宅(Single Family Residence)
メリット:
リフォームや建て替えなどが自由に自分の都合の良いときにできる。
プライバシーの面で優れている。
庭がある。
ペットを自由に飼える。
隣人の騒音に悩まされる可能性がマンションに比べると低い。
デメリット:
マンションに比べ価格が高い。
将来の修繕費、リフォーム費用などを自分で計画的に確保する必要がある。
庭など、敷地の手入れが必要。
マンションに比べると利便性が低い立地であることが多く、ロサンゼルス周辺の場合は車の運転が必須条件になることが多い。
マンション(Condominium)
メリット:
商業施設などが近く、利便性の高い物件が多い。
一戸建てでは確保が難しいプールやジムなどの共用施設が整っている場合が多い。
共用部分の管理は一般的に管理会社に委託するので、メンテナンスが容易。
構造部分や壁の中のパイプ類などの修理は管理組合が行うので、一戸建てに比べると修理に煩わされることが格段に少ない。
一戸建てに比べると価格が安い場合が多い。
将来の修理費などを自分で計画して確保する必要がない。
戸締りが簡単で防犯性に優れている。
デメリット:
ペットの制限がある。(犬は2匹までなど)
リフォーム等に制約がある場合がある。
管理規約によるさまざまなルールがある。
管理費と修繕積立金(HOA FEE)として毎月決まった額を支払う必要がある。
バルコニーや専用庭など、共用部分の使い方に制約がある。
近隣住民の騒音の迷惑を受ける可能性がある。または騒音を出すと苦情を言われやすい。
将来計画にない大きな修繕費が必要になった場合、追加費用を徴収される可能性がある。
室内以外は自分の思ったように修繕やリフォームができない。
便利で一番購入しやすいのはマンション(コンドミニアム)です。ただし、自分の好きなように増改築できない、管理組合のルールがあるなどのデメリットがあるため、長期的に住む場合は一戸建て住宅が好まれます。コンドミニアムでも一戸建て住宅でも、ロサンゼルス周辺では中古住宅を購入するのが一般的。新築は件数が非常に少なくなります。