カリフォルニア州の公立学校で3年生から11年生を対象に毎年春に行われている英語と数学の共通テスト、CAASPPの結果が発表されました。地元新聞、ラキャナダOutlookの報道によると、カリフォルニア州ではサンマリノ(San Marino)学校区が第一位。第2位はラキャナダ(La Canada)学校区です! 第3位はサンフランシスコ付近の’Piedmont 学校区、第四位はシリコンバレーのPal Alto学校区、そして第5位にサウスパサデナ(South Pasadena)が入りました。i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i
たくさんのカリフォルニア州内の公立学校区の中で、私が通常不動産仲介をしているエリアの中にトップ5の学校区が3つもあるとは! 今年に限ったことではなく、いつもだいたい似たような結果なのですが、それでも毎年見るたびに感動します。それにしてもサンマリノとラキャナダはコンピューターの天才が集まるシリコンバレーのPal Alto学校区よりもいい成績だとは。はっきり言ってすごくないですか?? 南カリフォルニア住民はサンフランシスコなどの北カリフォルニアに対してライバル意識を持っている人が多く、私もその一人なのですが、これのテスト結果だと南カリフォルニアは北カリフォルニアに勝ってますよね!これもすべてサンマリノ(San Marino)、ラキャナダ(La Canada)、サウスパサデナ(South Pasadena)に通う子供たちの努力の結果。頭が下がります。
上の表は全学年の成績の中間値なのですが、ラキャナダとサンマリノの成績の差は本当にごく僅かなのが分かります。たった7点しか違いません。私はオフィスがラキャナダにあるので、ついラキャナダの肩を持ってしまいますが、惜しいところでした。ラキャナダと3位のPeidmontの差は17点もありますから、1位と2位は非常に似たレベルだと言えます。細かく見るとラキャナダ学校区の8年生の数学はカリフォルニア州一位だったそうです。
住宅価格を見ると(Zillow)、サンマリノの住宅リスティング価格中間値は$2.844 million、ラキャナダは$2.349 millionで、ラキャナダの方がかなり安くなっています。(これは中間値なので、これよりかなり安い物件ももちろんあります。)学校区で住宅を選ぶ場合は、サンマリノよりもラキャナダの方がコストパフォーマンスがいいと言えるのではないでしょうか。さらに言うと第5位のサウスパサデナの住宅リスティング価格中間値は$1.189 million。学校区のコスパが一番いい地区は、もしかしたらサウスパサデナなのかもしれませんね。
Source: La Canada Flintridge Outlook vol.22 No.42 Octover 17. 2019