今日は不動産を探している時にはしない方がいいこと、特に現金とビッドコインの入金について書きたいと思います。不動産の購入には住宅ローンがつきもの。オファーが通ってエスクローに入ると、住宅ローンの本格的な審査が始まります。ローンを借りる人の口座へのお金の出入りを調べるのも、重要な審査の一つ。その理由は、マネーロンダリングの防止。ある程度額以上の金額の入金がどこから来たかを通常は2か月間調べ、不正なお金が購入に使われていないことをチェックする義務がローン会社にはあるのです。

お給料、ビジネスでの収入など「なるほどね」と誰しも思える出所のはっきりした入金なら全く問題ありません。でも、「え、これはどうして?」と思うような入金があるとローンが通らなくなってしまう可能性があります。i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i 

その代表がキャッシュの入金。親戚がお祝いにくれた現金や、日本へ旅行用に持って行った現金を入金したりすると、非常に問題になる場合があります。「これはタンスにずっとしまっていたものです。」などと説明しても証拠がないので通用しません。電子送金なら、誰の口座から来たのかが分かり、その気になればその人の口座を見て大元がどこかがわかります。でも現金は誰からもらったのか分かりません。そのような資金が頭金を出す予定のアカウントに表示されると大きな問題になってしまうのです。

現金以外で出所の説明が難しいのはビットコイン。多くの住宅ローンではビットコインは頭金には使えないことになっています。(稀には使えるものもあります。)ビットコインそのものではなく、ビットコインを現金化して口座に入金したお金も使えないので注意が必要です。それは自分で購入したビットコインを現金化しただけの場合も同じです。

ローンがおりる前の2か月間をチェックされるということは、エスクローに入る約一か月前の情報もチェックされることになり、エスクローに入ってから気をつけるのでは遅いことになります。いつ素晴らしい家が見つかるかわかりません。家探しをしている間は、現金の入金、ビットコインには気を付けましょう!