”オープンハウス”とは売り物件の一般向け見学会のこと。街を歩いているとOpen Houseと書かれたサインを見かけることも多いと思います。
オープンハウスには家を買う予定のある、無しに関わらず、誰でも参加できます。予約も必要もありません。オープンハウスを行っている家に行くと、通常は玄関のドアが開いていますので、勝手に中に入って家を見学して構いません。家の中には不動産エージェントが待機していて、にこやかにあいさつしてくれるでしょう。コロナ前はキッチンにはお菓子や飲み物が用意されていて、私なども昼食はオープンハウスで済ませることも多かったのですが、最近は衛生上の懸念から提供されるのはボトル入りの水程度になっています。
アメリカでは室内も土足が原則ですので、オープンハウスも通常は土足でどんどん室内に入って構いません。玄関に靴カバーが用意されている時は、靴の上から靴カバーをかけてください。靴を脱ぐ必要はありません。i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i ii i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i
物件をできるだけ簡単に見学できるようにして、買い手をたくさん集めることがオープンハウスの主目的ですが、不動産エージェント自身の営業も実は目的になっています。エージェントはオープンハウスで自分の仕事ぶりを多くの人に見てもらい、見学に来た人が遠い将来でもいいから自分のクライアントになってくれたらうれしいと考えています。ですので、今現在は購入資金が無かったり、「近所だから来てみた」などのいわゆる”ひやかし”でも、エージェントは大歓迎してくれます。遠慮なくどんどん見学に行っていただいて大丈夫です。
オープンハウスに行くと連絡先の記入をお願いされることがままあります。昨今は「コロナのクラスターが出たら連絡しなくてはいけないので、ぜひお願いします。」などと言われることも。ここで連絡先を記入すると後から宣伝Eメールが来る可能性が高いです。もしもすでに具体的に購入を検討していて、自分のバイヤーズ・エージェントがいる場合は、自分の名前の横に、自分のエージェントの名前と連絡先を記入することをお勧めします。