オープンハウスに行くのは私にとっては一応仕事です・・・が、個人的な楽しみでもあります。オープンハウスが楽しい第一の理由はいろいろなリモデルのアイデアが見られること。特に古い家を安く買って数ヶ月で見違えるようにリモデル・販売する「フリッパー」と呼ばれる建築屋さんの売り出す家は安くて簡単なリモデルのアイデアの宝庫。特にアーティスト系の若いバイヤーが多いハイランドパーク地区は「フリッパー」同士がアイデアを盗みあっている激戦区。それでも尽きることなく新しい手が次々出てくるのには驚きます。Please click the following link to read the rest of the article. 上の写真がその例。長年ほったらかしになっている庭を一番安くそれなりに見えるようにする方法はたぶん砂利を敷くことだと思いますが、単なる砂利敷きでは見栄えがいまいち。そこに水玉模様に敷石と木の切り株を置くだけでポップで楽しいバックヤードが誕生。切り株も敷石もとても安いものだと思います。 こちらはモルタルの壁の一部に庭のフェンスとマッチした木の覆いとミッドセンチュリー風のライトをつけた例。ウッドサイディングの家に比べると、モルタル外壁の家は見栄えがイマイチな場合が多いのですがこれならグッとトレンディに見えます。 こちらは寝室の壁を全部カーテンで覆っている例。カーテンレールを天井近くにつけて、カーテンを吊るすだけ。1時間程度の作業持参で寝室の雰囲気がガラっと変るのではないでしょうか。 家を買う側としては、表面的なリモデルやデコレーションに惑わされることなく、家の本当の姿を見るのが大切です。家のロケーション、敷地面積、道路からの騒音、窓からの眺めなど「絶対に変えられないもの」、家の大きさ、間取りなど「変えるのが大変なもの」に意識を集中、家の色や家具、装飾、冷蔵庫などのアプライアンス、ゴミや汚れなど比較的簡単に変えられるものは”意識に上らせない”くらいのつもりの方がいいのではないかと思います。とは言え、素敵なデザインを見るとやはり目がそっちに行ってしまいますね。
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Category: デザイン・建築
南カリフォルニアは水不足。サボテン系の植物だけによ
今カリフォルニアは水不足。ロサンゼルスでは昨日も今日も雨が降りましたが、このぐらいでは焼け石に水だそう。 カリフォルニア不動産エージェント協会によると、家庭で使う水のなんと57%は庭などの家の外に使う水。そのため水やりがほとんどいらない南カリフォルニアの「ネイティブプラント」でによる、エコガーデニングが注目されています。Please click the following link to read the rest of the post. 私事で恐縮ですが、我が家では一年ぐらい前にスプリンクラーのパイプが壊れたのを期にスプリンクラーによる水遣りを廃止。(というよりも、修理を怠っただけかもしれませんが・・・)私もなかなか暇が無いので水やりをほとんどしなかった結果、かなりの植木が枯れてしまいました。でもこれで水がいらない植物だけが残ったことになり、かえってよかったと思っています。今は枯れた植木を引き抜いて、サボテン系の植木のみを植えています。 今売りに出ている家も、特におしゃれな人が多いロサンゼルス北東部では、トラディショナルな芝生よりも「水が節約できるエコガーデン」の方が人気があるようです。特に水不足の今年は、スプリンクラーの時間制限などが市町村によって課せられる可能性が大。水やりが必要な庭造りはだんだん難しくなっていて、お金もかかります。そのため、これから家を買う人も水やり不要の庭をより求めるようになっているのではないでしょうか。都心を離れた、トラディショナルな価値観の人が多く住むエリアでは、エコガーデンはまだ比較的少ないようですが、これからは増えてくると思います。 ナチュラルなエコガーデン、考えてみていかがですか?