カリフォルニア州の公立学校で3年生から11年生を対象に毎年春に行われている英語と数学の共通テスト、CAASPPの結果が発表されました。地元新聞、ラキャナダOutlookの報道によると、カリフォルニア州ではサンマリノ(San Marino)学校区が第一位。第2位はラキャナダ(La Canada)学校区です! 第3位はサンフランシスコ付近の’Piedmont 学校区、第四位はシリコンバレーのPal Alto学校区、そして第5位にサウスパサデナ(South Pasadena)が入りました。i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i […]
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Category: サンマリノ
中国からの資金持ち出し規制、アメリカ不動産マーケッ
中国の資本流失規制強化が世界の不動産マーケット関係者を心配させています。Bloomberg Newsの今年2月16日の報道によると、”中国人を動揺させた規制強化は昨年12月31日、国家外為管理局(SAFE)からの声明で発表”されました。”SAFEが示した新たな要件の一つは、外貨を購入する国民は年間5万ドルという外貨割当額を海外不動産投資に使わないという誓約書に署名が必要というものだった。違反者は政府の監視対象者リストに載り、外貨入手を3年間禁じられ、資金洗浄捜査の対象になる。” とのことです。i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i […]
ロサンゼルスダウンタウンの北東部、いい高校はどこに
ロサンゼルス付近では、質のいい公立小学校は結構あちこちに散らばっているのですが、質のいい公立中学校、高校になると探すのが非常に難しくなります。特に高校は生徒数が多いため、学校周辺の広い範囲が平均的にいい住宅地になっていないと学校の質が上がらない傾向にあります。「丘の上にいい住宅地が広がっている・・・」などという程度ではダメ。丘の上も下も含めて全体に質が高いエリアでなくてはならず、そんなところはそうそうあるものではありません。 さて、以下がそんな条件を突破して高い質を保っている学校のリストです。Great Schools.comという学校を評価するインターネットサイトの格付けで8以上(最高10)のところだけを上げました。数字はAPIスコアです。 それによると Crescenta Valley (Glendale) 888 Glendale (Glendale) 776 ★Clark Magnet (Glendale) 913 La Canada (La Canada Flintridge) 937 San Marino (San Marino) 932 Arcadia (Arcadia) 893 South Pasadena (South Pasadena) 891 ★Bravo Medical Magnet (Los Angeles) 847 Alhambra (Alhambra) 798 Mark Keppel (Alhambra) 867 (★印はディストリクト内なら地区外からも入れる高校) これをみると、残念ながらいいスコアの高校がある地区が高級住宅地とぴったり重なっていることがよく分かります。またグレンデール北部、ラキャナダ、アルケディアなど、210-134フリーウエイ沿いにいい高校がたくさんあることもわかります。 この中で住宅価格がそれほど高くなく、比較的買いやすい地域はGlendale 内のLa Crescenta 地区とGlendale 高校のあるグレンデール北部、あるいはアルハンブラ地区ぐらいでしょうか。 日本の場合は高校入試があるので、成績のいい子供が公立の受験校などに通うのは試験にさえバスすれば簡単ですが、これで見るようにアメリカではそうはいきません。親は私立に行かせるか、いい公立高校があるエリアに引っ越すかの二者択一を迫られますが、どちらもお金がいる選択肢です。「勉強は個人でするものなので、学校の質はあまり気にしない」という考え方もあると思いますが、そこまで割り切るのは難しいのではないでしょうか。やはり物を言うのはお金・・・厳しい世の中です。 […]
ロサンゼルス周辺、豪邸の分布 -超高級住宅はどこに
ロサンゼルス住宅不動産の構造 ロサンゼルス=ハリウッドスター=超高級住宅、というイメージをお持ちの方も多いと思います。ロサンゼルスの豪華住宅は映画にもテレビにもよく登場するので、「きっとたくさんあるのだろう」ということは誰にでも想像つくのですが、「いったいどこにあるの」ということになるとなかな分かりにくいですね。超高級住宅は山の上にあったりして、人目にはつきません。「ウエストサイドに多いのは分かるけれど、他はどこ?」と聞かれると、長年ロサンゼルスに住んでいても知らない人も多いと思います。 そこでここではこれまで半年間に売れた戸建て住宅物件のデータから、超高級住宅の分布を見てみましょう。 以下は過去半年間に売れた6ミリオン以上の一戸建て住宅の分布です。Please click the following link to read the rest of the article. 約100軒ですが、ほとんどが沿岸部とサンタモニカ、ビバリーヒルズ、ベルエア、ビバリーヒルズ、ブレントウッド、パシフィックパリセイズといった地区に集中しています。ただ内陸部でもサンマリノ地区は大健闘。フットヒル地区、シエラマドレ、アルケディア北部の山沿いでもこのクラスの豪華住宅が売れていることが分かります。(Pomona付近でも一軒売れたことになっていますが、これは思った通りデータ入力ミスでした。) 価格帯を5~6ミリオンに下げてみました。 6ミリオン以上の場合と大体分布は同じですが、210/101フリーウエイ周辺にもちらほら売れた物件が出てきています。 さらに4~5ミリオンに下げてみました。 ここで登場するのが私のオフィスのあるラキャナダ地区。グレンデールの北、パサデナの西に家のマークが出てきています。ラキャナダには8ミリオンなどのリスティングもあるのですが、半年後とにコンスタントに売れる価格帯というと4ミリオン以下になるといっていいと思います。この価格帯だとアルケディア北部、サンマリノ地区だとコンスタントに物件が出ています。 さらに3-4ミリオンに下げました。この価格帯だと半年で200軒ぐらいが売れています。ウエストロサンゼルスではこの価格だと超高級住宅とは言えなくなってしまうかもしれませんが、ラキャナダ、フットヒルエリアでは5-6寝室、床面積が5000SQFTもあって、公園のような庭にプールがある・・・といった絵に描いたような豪邸が手に入ります。海には遠いですが、”コストパフォーマンス”という点ではフットヒル地区は豪邸購入にお勧めです!