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タイトル保険【アメリカ不動産の言葉】

house

タイトル保険とは、不動産の購入後にバイヤーや住宅ローン会社に対して、不動産の権利関係の問題に伴う損失や費用を保障する保険です。家を購入する際に、タイトル保険会社は公的な記録を詳しく調査し、不動産の所有権に関する未解決の問題や紛争がないことを確認します。この調査で発覚しなかった問題(例:抵当権、担保、所有権の紛争など)が、後から出てきた場合はタイトル保険によって費用や損失が保険契約内容に従ってカバーされます。 住宅ローンを使って購入する場合は、必ずタイトル保険が必要です。権利関係の問題が後から起きた場合、担保の価値が減少してしまう可能性があるからです。住宅ローンを使う場合は、住宅ローン会社を受取人とするタイトル保険と、購入者を受取人とする保険の2つのタイトル保険に入るのが普通です。 i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i ii i i […]

販売中!1942 Grace Ave. Apt 2

1942 Grace 225

ハリウッドの丘陵地区にある最上階の2寝室、2バスルームのコンドミニアムです。窓からの眺望は素晴らしく、ダウンタウンや市内の夜景が一望できます。スカイライトがある明るいキッチン、暖炉付きリビングルーム、フルバスルームとバルコニー付きの広々としたマスタースイートが2つある使いやすい間取り。洗濯感乾燥機は室内に設置でき、ウォークインクローゼットもあります。コンプレックスの共用施設は、ジャグジー付きスイミングプール、テニス&ラケットボールコート、フィットネスセンター、バーベキューエリアなど。専用駐車スペースは二台並列。ハリウッド・アンド・ハイランド、ハリウッドボウル、ハリウッドブルバード沿いのショップやレストランが約0.5マイル内にある便利な立地です。ご興味がある方、ぜひご連絡下さい。 1942 Grace Ave. Apt 225, Hollywood, Los Angeles, CA 90068 2 寝室 2 バスルーム 床面積 1,252 SQFT リスティング価格 $650,000 詳しくはこちら i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i […]

Grant Deed(グラント・ディード)【アメリ

A house with a pool

カリフォルニア州で不動産を売買するためには膨大な書類のやり取りが必要です。その中で最も重要な書類はGrant Deed(グラント・ディード)です。 不動産におけるグラント・ディードとは、不動産の所有権を移転する法的文書のこと。 不動産の売買契約書(Purchase Agreement)は、「〇〇の条件がクリアされたら買い手はこの物件を〇月〇日に〇ドルで買います。売り手は〇〇(情報提供や修理など)をいたします。」という、ある条件下で権利の移転を”約束する”書類で、権利を移転する書類ではありません。事実、契約書に双方が署名をしても、どちらかが契約を破って権利が移転されないこともあるわけです。 i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i […]

バンガロー建築(Bungalow Style) 【

  アメリカには時代によっていろいろな住宅建築スタイルがありますが、南カリフォルニアで20世紀初頭に大流行したのが、バンガロー(Bungalow)スタイル。アメリカではこの年頃に建てられた住宅がまだまだ現役で使われ、売買も普通に行われています。住宅購入をお考えの方は、リスティングサイトでバンガロー建築の住宅を見たことがある方も多いのではないでしょうか? バンガローはインドのベンガル地方に由来する建築スタイル。熱帯気候に適応し、周囲の自然を窓やデッキから楽しめるので、温暖な南カリフォルニアにはぴったり。バンガロー建築の要素を一部を取り入れた住宅もその後たくさん建設され、ビンテージな本格バンガローや”なんちゃってバンガロー”があちこちに多数存在しています。ちなみに私がエージェントになって初めて販売した家もバンガロースタイルでした。 i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i ii i […]

”バスルーム数合計3.25”ってどういう意味?【ア

アメリカの不動産情報を見ていると、”この家のバスルーム数は1.5”とか、3.25、3 1/2など、バスルーム数が整数ではない表記を見ることがあります。「バスルームが3.25個って何?3は分かるけど、0.25ってどういうこと?」と疑問に思っている方の多いのではないでしょうか?ここではアメリカ不動産業界でのバスルームの数え方を簡単に説明したいと思います。 バスルームにとってはトイレ、シンク、シャワー、バスタブが4つの重要な要素であると考えられています。そこでアメリカ不動産の世界ではこれらの4要素が、それぞれバスルームの四分の一を構成していると見なして、以下のようにバスルーム数を数えます。 i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i ii i […]

Homestead Exemption ホームステ

homestead

住宅所有者の主な居住地、つまり自宅は英語でPreimary residence(プライマリー・レジデンス)と呼ばれますが、これをHomestead(ホームステッド)と呼ぶこともあります。投資物件や別荘はプライマリー・レジデンスでもホームステッドでもありません。 ホームステッド・エグゼンプション(Homestead Exemption。ホームステッド免除)とは、自宅を保護する目的で、固定資産税の負担を軽減したり、訴訟などでから自宅物件を守る法的制度のことです。ホームステッド免除の具体的な内容は地方自治体によって異なります。ここではロサンゼルス郡のホームステッド免除について説明したいと思います。 i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i ii […]

Supplemental Taxって何?【アメリカ

カリフォルニアで不動産を購入、新しい近隣地区や近所のお店にも慣れてやっと落ち着いたと思ったとたん、Supplemental Tax Bill(サプルメンタル・タックスビル)と呼ばれる高額の請求書が突然地方自治体から送られてくることがあります。 サプルメンタル・タックスとは、固定資産税の請求書の一つで、家を購入して固定資産税が上昇したことために生じる差額の請求書です。現在、カリフォルニアの固定資産税は評価額(Assessed Value)の1%。不動産の売買が行われると、通常は購入額が新たな評価額になり、そこから物価上昇率か2%のどちらか低い方で毎年上がっていきます。ですので、かなり昔に売買された不動産だと、評価額はマーケット価格よりもかなり低くなっていて、固定資産税も安くなっています。 i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i […]

不動産ニュースレター 2023年7月号を発行

日本語不動産ニュースレター 2023年7月号を発行しました。最新不動産トレンドに加えて、私のお気に入りのネットフリックス番組やローカルイベントなどをお伝えしています。ぜひこちらをクリックしてご覧ください。 Eメールでの配信をご希望の方はrealtoryukari@gmailまでご連絡ください。だいたい隔月ペースで配信しています。

Mello-Roos(メロルーズ)って何?【アメリ

カリフォルニア州の固定資産税は不動産評価額の1%です。でも固定資産税の請求書を見ると、1%の固定資産税だけではなく、様々な他の項目の支払いが加算されているのに気が付くと思います。公園費用、下水道区費用、水道区費用などが、便宜上固定資産税と一緒に徴収されています。 このように、恩恵を受ける地区(CFD, Community Facility district)を設定し、その中に不動産を持っている人に一定期間かける税金は”Mello-Roos”(メロルーズ)と呼ばれています。「新しい学校が必要。その学校に通えるエリアの不動産所有者に10年間、毎年一定額の費用負担をさせる」などがMello-Roosの例です。地方自治体がこのような課税をすることを許すCommunity Facilities Act というカリフォルニア州の法律を1982年に作ったのがMello さん(Henry Mello)さんとRoos さん(Mike Roos)だったので、このように呼ばれるようになりました。i i i i  ii i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i […]

ニュースレター 2023年4月号

桜

日本語不動産ニュースレター 2023年4月号を発行しました。最新不動産トレンドに加えて、私のお気に入りのネットフリックス番組やローカルイベントなどをお伝えしています。ぜひこちらをクリックしてご覧ください。 Eメールでの配信をご希望の方はPMでご連絡ください。だいたい隔月ペースで配信しています。  

ニュースレター 2022年11月号

Thanksgiving table

日本語不動産ニュースレター 2022年11月号を発行しました。最新不動産トレンドに加えて、私のお気に入りのネットフリックス番組やローカルイベントなどをお伝えしています。ぜひこちらをクリックしてご覧ください。 Eメールでの配信をご希望の方はPMでご連絡ください。だいたい隔月ペースで配信しています。

プロパティ・タックス【アメリカ不動産の言葉】Pro

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プロパティ・タックス(property tax)とは、不動産を所有している人や企業に課せられる税金、つまり固定資産税のことです。プロパティ・タックスは、日本と同様に地方税で、地方公共団体が徴収します。 アメリカの固定資産税率は州や地区によって大きく異なります。例えばハワイのオアフ島の固定資産税は不動産価格の0.35%と低く設定されています。一方、テキサス州の税率は通常は2%以上、高い地区では3%超になっています。 カリフォルニア州の固定資産税率は、1970年代に住民投票によって可決されたProposition 13と呼ばれる有名なリファレンダムによって、州内のどこでも一律に「購入時は時価(=販売価格)の1%、その後の上昇率は年最大2%」と定められています。つまり、1ミリオンドルの不動産を購入した場合、固定資産税は当初は年額$10,000。翌年は通常2%値上げされて年額$10,200になります。i i i i  ii i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i […]

ポップコーン・シーリング【アメリカ不動産の言葉】P

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ポップコーン・シーリング(天井)とは上の写真のような表面がボツボツと小さな凸凹で覆われている天井のこと。ボツボツがポップコーンのように見えるので、このように呼ばれています。音を吸収する効果があるので、アコースティック・シーリングと呼ばれることもあります。施工が簡単で安いポップコーン天井は1930年代から1990年代まで非常によく用いられてきました。皆さんもどこかで見たことがあるのではないでしょうか。 一昔前は大人気だったポップコーン天井ですが、現在では大変に嫌われています!売り物件の見学時にも「ええっ、ポップコーン天井なの?」と嫌な顔をするお客様がほとんど。嫌われる原因は、ポップコーン天井だと部屋全体がいかにも古臭く見えてしまう、埃が付きやすく、きれいに保つのが難しいなど。また古いポップコーン天井には吸い込むと肺がんなどの肺の病気を引き起こす有害な物質、アスベストが含まれている可能性があります。i i i i  ii i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i […]

TDS 【アメリカ不動産の言葉】Transfer

Writing on a laptop

  アメリカでは不動産の売り手は、その不動産について自分が知っていることを取引が成立する前に買い手に知らせなくてはなりません。特にカリフォルニア州ではかなり詳しい情報を買い手に公開することが法律(California Civil Code Section 1102)で義務付けられていて、そのような情報公開無しに住宅不動産を売買することは、所有者が死亡しているとか、抵当流れ物件であるなどの、非常に特別なケースを除いては許されていません。 情報公開は決まった書式に情報を記入してそれを買い手に渡す方法で行われます。Civil Codeで決められた情報を公開するにはTransfer Disclosure Statement(TDS)と呼ばれる書式を使用します。この書類への記入は不動産を売る本人が行わなければならず、不動産エージェントが代わりに記入することはできません。不動産エージェントは記入する時に隣にいて相談にのったり、質問に答えたりすることはできますが、家を売る場合はあくまでご自分で手書きするか、電子署名の画面上でタイプする必要があります。i i i i  ii i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i […]

リスティング価格【アメリカ不動産の言葉】Listi

  簡単に言うと、リスティング価格とは「だいたいこれくらいの価格以上で売れてほしい。」と売り手が希望している価格です。不動産は定価で販売されるわけではないので、買い手は、売り手の希望を考慮に入れた上、どのような値段を提示しても構いません。 不動産売買で最も重要なのはリスティング価格ではなく、マーケット価格(価格の相場)です。その理由は、リスティング価格とは単なる希望であって、それがいくらであっても不動産は結局はマーケット価格で売れていくからです。リスティング価格が高いと買い手がつくまで値下げすることになり、リスティング価格が低いと買い手が複数集まるので値段が上がり、不動産は最終的には相場で売れていきます。不動産を買うときは、リスティング価格にはこだわらずに、その不動産のフェアな価格であるマーケット価格のオファーを出すのが基本です。i i i i  ii i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i […]

ホームワランティ保険 【アメリカ不動産の言葉】Ho

ホームワランティ(Home Warranty)保険って何?アメリカで生まれ育った人でも普通は知らないのではないでしょうか?認知度が非常に低い保険ですが、家を購入する際、カリフォルニア州のスタンダードな契約には、この保険をかけるのか、誰が保険代を払うのかなどが記載されます。家の販売、購入を予定している人はこの保険について知っておいた方がいいと思います。 誤解している人も多いのですが、ホームワランティ保険は、住宅保険(Home Owner’s Insurance, Fire Insuranceなど)ではありません。住宅保険は火災や風害など、家本体そのものに対する損害や、敷地内で起きた事故を補償するものです。ホームワランティ保険はそのような大げさなものではなく、家に付随しているアプライアンス、空調設備など、わりと頻繁に壊れることがある”家の機械的な部分”の修理を補償する保険です。アマゾンで電気製品を買うとワランティをつけるかどうか選択できますが、それを家の”部品”に一括してかけるようなものです。i i i i  ii i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i […]

イニシャル・デポジット【アメリカ不動産の言葉】In

提出したオファー(契約書)が売り手に認められ、エージェントから「オファーが通りました!今日からエスクローに入ります。おめでとうございます!」というメールが来た後、第一番目にやるべきことは何でしょうか?それはイニシャル・デポジットをエスクロー会社に送金することです。 (Initial Deposit)とは手付金のこと。契約が成立した証として、売り手ではなく、エスクロー会社に送金します。エスクロー会社はこれをエスクローがクローズする日まで預かっておき、決済の時に頭金に充当します。「イニシャル・デポジットは頭金の一部で、この部分だけ先にエスクローに送ることになっている」と考えていただけるといいと思います。イニシャル・デポジットはEMD(Earnest Money Deposit)と呼ばれることもあります。i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i […]