来る4月28日(2016年)木曜日の午後6時から、ラクレセンタあるDunsmore小学校のオープンハウスが行われます。グランデール学校区は英語以外の言語で教育を行う「イマージョンプログラム」があります。日本語イマージョンプログラム(FLAG Japanese)はラクレセンタ地区のDunsmore小学校とVerdugo Woodland小学校で行われています。 28日のオープンハウスは本来は父兄用ですが、学校に確認したところ、「子供が学校に通っていない人でも興味がある人はぜひ来てください。」とのことでした。オープンハウスでは教室に入って子供たちの絵や作文を見たり、先生に話を聞くことができます。私も6時ごろに行く予定ですので、もし見かけたらお気軽に声をかけてください。 日時:2016年4月28日 木曜日 午後6時より 場所:Dunsmore 小学校 4717 Dunsmore Ave, La Crescenta, CA 91214 問い合わせ:818 248-1758 I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I […]
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Category: 学校、子供、教育
Sagebrush地区がラキャナダ(La Cana
ラキャナダ(La Canada)学校区はサンマリノ(San Marino)学校区とカリフォルニア州ナンバーワンの成績を争う超優秀学校区。「子供をラキャナダの学校に通わせる」ためにラキャナダ市内に家を購入する人がたくさんいます。 でも実はラキャナダ市内全域がラキャナダ学校区内ではないのです。アメリカでは学校区と市は別物で、地区境界線が同じとは限りません。A市の家でもB市の学校区内・・・などということはよくあるのです。 ラキャナダ市の西の端、ラクレセンタ(La Crescenta)との境界に当たる「Sagebrush」と呼ばれる地区もそれにあたり、ラキャナダ市内でありながら学校区はグレンデール(Glendale)。このエリアの子供たちはラクレセンタの子供と一緒にグレンデールの学校に通っています。そのためSagebrush地区の住宅は、その他のラキャナダ市内の住宅に比べるとやや安い値段で取り引きされてきました。Please click the following link to see the rest of the article. このSagebrush地区がもしかするとラキャナダ学校区に編入される・・という話が今持ち上がっています。これまでも編入の話は何度もあったのですが、グレンデール学校区が生徒を失いたくないなどの理由で実現には至りませんでした。今回もどうなるかは分かりませんが、これまでの話し合いに比べると実現性が高いと話す住民が多いのは事実。今のところ、編入が実現するのは2016年以降ということになっています。地元の無料新聞「Outlook」によると、ラキャナダ学校区は、生徒が減るためにグレンデール学校区が失う補助金の一定割合をグレンデール学校区に賠償することで話をつけようとしているようですが、その金額などでまだ揉めているので、予断を許さない状況です。 このような話が持ち上がる背景にはラキャナダ学校区内には現在の学校規模を維持するだけの生徒がいないという事情があります。現在はラキャナダ市内に親の勤務先がある生徒を抽選で入学させて学校規模を維持していますが、学年によっては将来的にはそれでも生徒が足りなくなるかもしれないとか。そうなると学校規模を縮小するか、広く一般から抽選で入学させる(open enrollment)かを選択しなければならなくなります。学校規模を縮小すると先生やカウンセラーなども減らすことになり、教育の質への影響が心配。また広く一般から生徒を募集すると、どこのどんな生徒でも入れてしまう可能性があり、生徒の質低下が心配。ということで、市内の「Sagebrushの生徒に来てもらうのが一番ありがたい」と学校区は考えているのでしょうが、どうなることか。話し合いは来年に持ち込まれそうです。
ロサンゼルスダウンタウンの北東部、いい高校はどこに
ロサンゼルス付近では、質のいい公立小学校は結構あちこちに散らばっているのですが、質のいい公立中学校、高校になると探すのが非常に難しくなります。特に高校は生徒数が多いため、学校周辺の広い範囲が平均的にいい住宅地になっていないと学校の質が上がらない傾向にあります。「丘の上にいい住宅地が広がっている・・・」などという程度ではダメ。丘の上も下も含めて全体に質が高いエリアでなくてはならず、そんなところはそうそうあるものではありません。 さて、以下がそんな条件を突破して高い質を保っている学校のリストです。Great Schools.comという学校を評価するインターネットサイトの格付けで8以上(最高10)のところだけを上げました。数字はAPIスコアです。 それによると Crescenta Valley (Glendale) 888 Glendale (Glendale) 776 ★Clark Magnet (Glendale) 913 La Canada (La Canada Flintridge) 937 San Marino (San Marino) 932 Arcadia (Arcadia) 893 South Pasadena (South Pasadena) 891 ★Bravo Medical Magnet (Los Angeles) 847 Alhambra (Alhambra) 798 Mark Keppel (Alhambra) 867 (★印はディストリクト内なら地区外からも入れる高校) これをみると、残念ながらいいスコアの高校がある地区が高級住宅地とぴったり重なっていることがよく分かります。またグレンデール北部、ラキャナダ、アルケディアなど、210-134フリーウエイ沿いにいい高校がたくさんあることもわかります。 この中で住宅価格がそれほど高くなく、比較的買いやすい地域はGlendale 内のLa Crescenta 地区とGlendale 高校のあるグレンデール北部、あるいはアルハンブラ地区ぐらいでしょうか。 日本の場合は高校入試があるので、成績のいい子供が公立の受験校などに通うのは試験にさえバスすれば簡単ですが、これで見るようにアメリカではそうはいきません。親は私立に行かせるか、いい公立高校があるエリアに引っ越すかの二者択一を迫られますが、どちらもお金がいる選択肢です。「勉強は個人でするものなので、学校の質はあまり気にしない」という考え方もあると思いますが、そこまで割り切るのは難しいのではないでしょうか。やはり物を言うのはお金・・・厳しい世の中です。 […]
ロサンゼルス周辺2012年公立高校のAPIスコアー
APIスコアとはAcademic Performance Indexの略。1999年につくられたCalifornia’s Public Schools Accountability Actによって、全公立高校生徒に対して一律にテストを行い、その結果から学校の成績を出すことになりました。APIスコアがすべてではありませんが、このスコアの良し悪しで学校の質を概ね判断することが出来ます。 以下がロサンゼルス周辺公立高校の2012APIスコアトップ40です! これによると、私のオフィスがあるラキャナダの高校がなんと一位!これまでサンマリノが一位だったのですが、逆転しました。ラキャナダとサンマリノはAPIスコア争いの死闘(笑)を繰り広げてきていて、初の一位に学校は元より街中大喜びでした。(サンマリノ市民の方失礼!)いづれにしても、ラキャナダ、サンマリノは大体同じ成績で、トップクラスの学校です。 私のマーケット地域であるロサンゼルス市東北部では、アルケディア、サウス・パサデナ、クレセンタバレー(ラクレセンタ)が890点付近で、第二グループを形成しています。この3地域は日本人の方にも最近は人気の地域です。人気の秘訣はやはり公立学校の質がいいことと、サンマリノ、ラキャナダに比べれば住宅価格がやや割安であることだと思います。(サウス・パサデナは立地が便利なのと美しい町並みにファンが多いのでで高めですが…)Please click the following link to read the rest of the article. ご存知の通り、南カリフォルニアではトーランスに住む日本の方が多いですが、お子様の教育を考えると、サンマリノ、ラキャナダ、アルケディア、ラクレセンタ、サウス・パサデナなどがアドバンテージの高い地域であることが分かります。これらの地域の他のアジア人グループ(中国系、韓国系、フィリピンなど)が増加しているのも、こうしてみると頷けます。日本の方もかなりたくさん住んでいらっしゃいますよ! これらの公立学校優良地区にご自宅のご購入をお考えの方、ご質問がある方、ぜひお気軽にご連絡ください。 2012 API scores 1. LaCanada942 ラキャナダ 2. San Marino 940 サンマリノ 3. Mira Costa (Manhattan Beach) 913 4.PalosVerdesPeninsula907 5. Palos Verdes 897 6.Arcadia895 アルケディア 7.South Pasadena894 サウス・パサデナ 8.CrescentaValley(La Crescenta) 891 ラクレセンタ 9. Walnut 890 10.Temple City885 テンプルシティ […]
家選びと学校区。私立の授業料って大体いくら?La
お子さんがいる方がアメリカで家を買うとき、まず考えるのが学校区。公立校の水準が高い日本に慣れた日本人の場合、「教育費の負担を考えると、子供は出来れば公立校へ行かせたい」と考える方がかなりいらっしゃいます。 ただ公立校の水準が高いエリアは、地価が高いのも事実。例えばパサデナ(Pasadena)とサンマリノ(San Marino)の境界線あたりでは、住環境は似ているのに学校区がすばらしいサンマリノ側の方が住宅価格が俄然高くなっています。そのため、しばらく家探しをするうちに「学校は置いといて、とにかく予算内で一番いい家を買うのが得策ではないか」と迷い出す方もいらっしゃいます。 学校区に満足できない場所に家を買うと、子供を将来的には私立にいかせる算段をしなければなりません。そこで問題になるのが「私立校の授業費」。いったいいくらぐらいか、見当もつかないという方も多いのではないでしょうか。 そこでここではCalifornia州の私立校協会(National Association of Independent Schools)の、カリフォルニア私立校の授業費などの2011から2012年の統計を見てみたいと思います。http://www.nais.org/files/PDFs/CAISCAFactsAtAGlanceNoSal201112.pdf この協会に属している学校は177校。生徒の人種統計によると、やはりマイナリティの子供は少なく、全体の約36%。アジア系はマイナリティの中では最高の11%を占めています。 生徒のうち22%はなんらかの補助金を受け取っています。私立校の子供全部がリッチな家庭から来ているわけではないわけですね。 クラスあたりの子供の数中間値はなんと17人。高校生だと1クラス15人になっています。30人から40人詰め込まれる公立高校とは大違いです。先生一人当たりの子供の数は約9人。アシスタントなどのスタッフを入れると一人当たりの子供の数は5.4人。これなら本当に一人ひとりの子供に目が届くと思います。 コンピューターの数は二人に一台。これも公立高校では望めない水準です。 さて気になる授業料ですが、1、3年生の授業料中間値は$19,950, 6,8年生は$22,618、9と12年生は$29,375になっています。(寮に子供をいれるボーディングスクールを除く)全学年の中間値は$22,488。月に割ると$1874で、やはりかなりの額になりますね! 子供二人を小学校から高校まで12年間私立校に行かせると、この統計によるとトータルで$539,000かかることになります。これには将来の授業料値上がり分、多少はどうしてもしなければならない寄付、教材費、学校主催の子供の旅行代金(かなりの額になります)、放課後のクラブ活動費などは含まれていません。 私立高校のレベルや授業料はピンきりですので、私立の中でも平均以上のところだと、授業料もこれ以上かかるのではないかと思われます。またロサンゼルスはカリフォルニアの中でも、何もかも他地区よりも高いですよね・・・。(宗教ベースの学校(カトリック学校など)は一般私立よりもかなり安いですが、とくにこれといった宗教活動をしてこなかった方がいきなり入るのは抵抗があるのではないかと思います。) ということで、上記から非常に単純に見ると「学校区に満足できるエリアの家が、それ以外の地区の同じような住環境の家よりも約$600,000高いのであればどちらでも同じ。もしも価格差が$600,000以内ならいい学校区のいい家を選ぶ」という考え方もあると思います。 例えばロサンゼルスのマウントワシントン地区(Mt. Washington) の丘の上と、ラキャナダ(La Canada)のフリントリッジ(Flintridge)地区の丘の上は地形や眺めがいい点などが非常に似ています。ただしマウントワシントンだと$600,000ぐらいで3寝室の購入が可能だと思いますが、これが学校区が非常にいいラキャナダ地区だと$1,200,000ぐらいからになります。家の価格というものは、みんなが迷いやすいように決まっているものですね~。 授業料に払ってしまったお金は絶対に戻ってきませんが、家に払ったお金は家を売れば地価が落ちない限り戻ってきます。それに$1,100,000のラキャナダの家は$600,000のマウントワシントンの家よりも広くてゴージャス。もしもローンが組めるのであれば、思い切ってハイエンドなエリアに家を構える方がいいのかもしれません。 その一方、アメリカの場合「どんなにいい公立校でもいい私立には劣る」と考える方がたくさんいますし、事実その通りなのかもしれません。「家の支払いを節約して子供を私立に入れた方がいい」という考え方も一理あります。 いやあ、迷うところですね!