今年も固定資産税の支払い期日が迫ってきました。
固定資産税とは土地や家を所有する人が地方公共団体に納める税金のことです。固定資産税の会計年度は7月1日に始まります。固定資産税の税額は通常は土地+家の評価額(評価額は通常は購入価格をベースとして毎年少しずつ上昇します)の約1~1.2%程度で、一緒に徴収する様々な税金(例えばその家の周辺の公園整備費などに)よって異なります。
固定資産税はその半額を11月1日に、残りを2月1日に収めることになっていて、第一回目の支払いを12月10日までにしない、あるいは第二回目の支払いを4月10日までにしないと10%という高額のペナルティがついてしまいますので、要注意です。Please click the following link to read the rest of the article.
通常は請求書が送られてきますが、仮に請求書が来なくても期日までに支払う義務があります。「請求書が来なかったからいくら払ったらいいかわからなかった・・・」など言っても、容赦なくペナルティをとられてしまいますので、ご注意ください。特に不動産を買って一年目は請求書が届かなかったり、誤って前の持ち主に行ってしまうこともあります。10月に届かなかった、あるいは2月の支払いが必要な場合は必ずカウンティの固定資産税の納入先に問い合わせてください。また購入してすぐは固定資産税の計算がまだ新しい価格に対応していないと思いますが、とりあえずは請求された額を支払い、後で清算します。
住宅ローンを組んだときにimpound accountが設定されてて、ローンの支払いに合わせて固定資産税を月割りにした金額をローン会社に振り込んでいる場合があります。この場合もローン会社が期日どおりに固定資産税を支払っているか、必ず確認してください。万が一払い忘れがあると最終的には自分の責任になってしまうので。
前の持ち主が少ししか固定資産税を払っていない場合、清算でかなり多額の税金(Supplemental Tax)を要求されることもあります。その分の金額を徐々に積み立てるなどして予定しておいて下さい。
7月1日 固定資産税会計年度開始。
前年までの未払い固定資産税がある場合は、その分についてさらにペナルティが上昇。
9月15日 固定資産税評価額に疑問がある人が申し立てができる最終日
10月 請求書の送付
11月1日 固定資産税前半の支払い締め切り
12月10日 前半の支払い未納の場合は、この日以降は10%のペナルティ
2月1日 固定資産税後半の支払い締め切り
4月10日 後半の支払いが未納の場合は、この日以降10%のペナルティ
6月30日 会計年度最終日