ロサンゼルスダウンタウンの北、約13キロに位置するGlendale市 はカリフォルニア州のロサンゼルスカウンティ内にある市で、人口は約20万人、ロサンゼルスカウンティ内では3番目に人口が大きい市になっています。
グレンデール市はサンフェルナンドバレーの東端にあり、北西をサンバレー、トハンガ、北東をラキャナダ、西をバーバンク、東をパサデナ、南をロサンゼルス市に接しています。市の中心にVerdugo Mountainsという山が’あり、この山の北側のグレンデール市内はその隣のどの市にも属していないUnincorporated 地区と合わせて、ラクレセンタと呼ばれています。i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i
2010年の統計によるとグレンデールの人口のうち、白人は71%、次に多いのがアジア人で16%。アジア人が比較的多いのが特徴になっています。また、グレンデールはアルメニア人が多く住んでいることで有名です。全人口の約3割がアルメニア人だとされています。一番有名なアルメニア人といえば、もちろんスーパーモデルのキム・カダシアン(Kim Kadashian)。彼女は今グレンデールには住んでいませんが、2012年に「グレンデールに引っ越して市長に立候補する」と言い出して、市関係者を慌てさせました。市長立候補は諦めたようですが、カダシアン一家とグレンデールのアルメニア人コミュニティとの絆は強く、グレンデールを訪れる様子が時々パパラッチされています。
「アルメニア人が多いと日常生活で他の人種が窮屈な思いをするのではないか」と心配する方が時々いらっしゃいます。私は仕事や買い物などでグレンデール市を毎日のように訪れていますが、そのようなことはまずないのではないでしょうか。アルメニア人の知人、仕事上の同僚もたくさんいますが、彼らのほとんどはアメリカ社会に完全に溶け込んでいて、ごく普通のアメリカ人として行動しています。いろいろな人がいますので一概には言えませんが、家族の絆や向上心が強く、教育熱心で、アジア人とどこか似た国民性だと感じることが多いです。
グレンデール市は地区によって世帯所得が大きくことなっています。一般的に市の北部は世帯所得が高く、所得のちゅうk$75,000ドルを超える地区がほとんどになっています。これに対して市の南部の平坦な地区では世帯所得の中間値が$50,000を切り、$25,000を下回るところもあります。リタイアした高齢者が住む、コンドミニアムが多い地区が所得が低い地区に重なっているというのが私の印象で、個人的にはこのような低所得地区が危険だと感じたことはありませんが、地区によって環境が異なることを頭に入れておいていただければ幸いです。