ご存じでない方もいらっしゃるかもしれませんが、不動産の仲介はエッセンシャルサービスです。コロナウィルス防止のための自宅待機令がまだ解除されていない現在でも、不動産の売買は可能で、新しい売り物件も従来よりは数は少ないですが、出ています。特に比較的安めの価格帯では、自宅待機令が出てから売り出され、すでにクローズした物件もかなりあります。i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i
ほとんどの売り物件は非常に分かりやすいバーチャルツアー、間取り図などを用意しているので、それらをよく見て実際に見学した方がいいのかどうか検討しましょう。
不動産の見学は安全に行わなければならないので、地方自治体によって多少の違いはありますが、現在のところは以下の決まりを守って行うことになっています。
- オープンハウスは禁止。物件の見学にはあらかじめ予約が必要。
- オンライン見学ができない物件については、オーナーが許可すれば見学可能。(ロサンゼルス市)-先週半ばまでは空き家のみ見学可能でした。見学する前にSubject to Inspectionオファーの提出を要求する売り物件もあります。
- 見学に際してはマスクや手袋を着用のこと。マスク、手袋が無いと見学できないので、ご注意ください。i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i
- エージェントやその他の人との距離を6フィート以上保つこと。
- 一度に見学できるのは二人まで。
- 見学後は手袋などをきちんと廃棄、手洗いなどを行うこと。
- コロナウィルスの危険等について説明した書類にあらかじめオンライン上でサインする必要あり。
見学に際しては、申し訳ありませんが、ご自分の車で現地へ行ってください。見学の後はお車に戻っていただき、相談やオファー条件の検討などは、各自の車の中で(あるいは帰宅してから)電話やビデオ会議ソフトで行います。建物調査なども調査士と6フィート離れて行うか、調査士だけ現地に行ってもらう方法で行い、後日電話やテレビ会議ソフトを使って相談できます。書類へのサインは、従来からそうでしたが、全てオンラインで行います。ノータリーが必要な書類についても、オンラインでできる場合もあります。
このような方法をとれば、他の人と至近距離で接触することはありませんので、安全に不動産の購入ができます。
販売の場合は、従来からオーナーがリスティングエージェント以外に直接会うことはありませんでした。エージェントとは密に連絡をとる必要がありますが、それは電話やビデオ会議を使えば問題ないと思います。できるだけ詳しいヴァーチャルツアーなどを作成してバイヤーを集めます。見学は、あらかじめオファーを提出した真剣なバイヤーのみをできるだけまとめて行い、見学後に室内のドアノブなどを消毒します。非常にご心配の場合は、一時的にホテルなどに滞在していただければより安心です。
不動産売買に関係するその他の専門職-ローンオフィッサー、銀行、エスクロー会社、各種建物調査士、タイトル会社、ノータリーパブリックなどもすべてエッセンシャルサービスですので、契約に入ってからの購入手続き、スケジュールは従来と全く同じです。